絵本はだれのもの

たくみ農園さんで 絵本についての勉強会

みなさんに選書してきていただき 今回も楽しいブックトーク開始。 そんななかで、こんな話題が

子どもたちは 昔話を知らない

最近話題のauの 桃太郎、金太郎、浦島太郎のでてくるCM こどもたち意味がわからないそうです。 えっ!?

他にも、おじいさんのお仕事の定番 山に”しばかり”に出かけました。 これも 芝生の芝だと思っている子が多いとか。

images

(この芝じゃありません。)

大きな桃が「どんぶらこ」と流れてきました・・・。 川での遊び体験がないので 桃がどのように流れてくるのか想像できない。  驚くことばかり・・・。

images (1)

(笹舟遊びなんか最近はできませんからね )

最近は 読み聞かせアプリや お話してくれるクマがいたりで 親子の読み聞かせでのコミュニケーションも希薄になっているようです。どうか家庭では お母さんの声、お父さんの声で 昔話の読み聞かせをしてもらいたいですね。

とはいえ、昔話の絵本はなかなか絵がこれだっ!というのが少ないんですよね。なるべくなら、本屋にあるぐるぐる回るラックの絵本は避けたいなぁ~なんて話も(笑)

そして自分のための選書について少し話してみました。

子どものころに読んだ絵本について・・・。親が読んでくれた絵本はかけがえのない思い出です。
長い間絶版になってしまっていても、最近は復刻本などで出会うこともあります。

たまたま手にとった絵本が ページを捲った瞬間に幼い頃の記憶が走馬灯のように蘇ってくる時もあります。そんな絵本を手元において自分の時間を楽しむのも素敵です。

また、絵だけで心が落ち着く本もあります。子どもたちへの絵本の読み聞かせには向かないものでも、自分が読んでいると心が楽になってくる絵本ってありますよね。 子育てが落ち着いて、お子さんのために絵本を選書するのを卒業したら、今度は 自分のために絵本を揃えてみませんか

本日みなさんの選書ご紹介(一部)

そらいろのたね そらいろのたね

作: 中川 李枝子

絵: 大村 百合子

出版社: 福音館書店


何を食べたかわかる?

なにをたべたかわかる?

作・絵: 長 新太
出版社: 絵本館


わにわにのおふろ

文: 小風 さち
絵: 山口 マオ
出版社: 福音館書店


http://www.ehonnavi.net/ 絵本ナビ サイトより引用

来月の勉強会は 3月4週目を予定しています。